幼虫の入れ直し
幼虫を掘り出す。

 3齢に成って15g位を越してきたら、一度掘り出して入れ直します。そうすることに因り、菌糸を食べて増殖したバクテリア等の微生物は空気が入ることで活性化し、幼虫の成長が速まります。菌床が平均されることも誘因します。
 通常、入れ直し後、ビンの状態を見ながら、20日位で1400ccに入れ替えます。

 牛や馬等の反芻動物と決定的に違う所は、体外のバクテリア等の増殖が幼虫の成長に影響します。
 菌糸ビン飼育の常識を覆すことに成りますが、体外共生と体内共生の両方を人工的に利用することが最大サイズへの近道です。




入れ直す。

 入れ直すことに因り、結果として大きな幼虫に成ることが出来ます。水分は多目の方が無難です。

注意 菌床をかき回すことに因りバクテリア等の微生物が活発になり、ビン内部が温かくなることがあります。そうすると幼虫は、上部蓋と菌床の隙間へ上がることがありますので、様子を見て、もう一度入れ直して下さい。

 
菌床にバクテリア等の微生物を含まない菌糸ビン飼育では、絶対に行わないで下さい。


 出演は、プレジャーインセクトのオーナーです。???!!!




菌糸の花

攪拌後2〜3日で菌糸が花の様に隙間に生えてきます。菌糸とバクテリア等の微生物の両方が活発に成り、非常に良い状態です。
 新しく生えた菌糸は、幼虫並びにバクテリア等の餌に成ります。
 水分はいくらか少なめの方が空気の流通が良くなるので効果があるように思われます。

 尚、写真は参考例です。